忍び寄る不況 Webでやってはいけない3つのこと

オリンピック後には不況になる!そんな事が言われていましたが、
新型コロナウイルスの流行で、もはや世界景気は一気に低迷。
収束されるのも時間の問題と思いきや、日本にも上陸、
もはや、感染ルートも関係なく、誰が感染してもおかしくない状況、
終息は不測の事態に陥りました。

観光が大きな収入源の沖縄の打撃も大きなものです。

国際通りは人もまばらで、外国人観光客でいっぱいだったドンキホーテが、ガラガラなのを初めてみた!と知人が言っていました。

この動きを変えることはできませんが、経営悪化させないように対策することは可能です。

Webでやってはいけない事をピックアップしました。
参考になれば幸いです。

Web広告をしたら手っ取り早く効果がでる!という間違い

手っ取り早く売上をあげられるからWeb広告をやりがちですが、
これは大きな間違いです。

Web広告をしても、受け皿のWebサイトが「売れる仕組み」「導線」ができていないと、
費用をかけて広告を出しても、クリックはされるが売上に繋がらず、
広告費用だけが出ていきます。

ただの無駄遣いになってしまいます。

もし、Web広告をお願いしている会社が、「売れる仕組み」や「問い合わせまでの導線」について提案がないのであれば、事務的(売上のため)に言われるがまま、ただ広告を出しているだけかもしれません。

Web広告をする前に、必ず受け皿になるWebサイトの「売れる仕組み」や「問い合わせまでの導線」をチェックしてくださいね。
重ねて言いますが、Web広告よりまずはWebサイトが重要です。

Webを見てもらいたいからカッコよくしたい!という間違い

そもそもWebから「売上を上げたい」「問い合わせを増やしたい」という目的があったはずが、
いつの間にか、目的が「かっこいいWebサイトを見てもらいたい!」と方向性が違ってくること多々あります。

もちろん、一昔前のデザインでは「このサイト大丈夫?」と疑ってしまい離れていくことになるので、ある程度のデザインは必要ですが…。

例えば、自分がネットでどう検索しているのかを思い出してみてください。

・「悩み事をお金をかけず解決する方法を探す」
・「悩みを解決しそうな商品やサービスを探す」など理由があるはずです。

「この商品(サービス)いいかも」「この会社のBLOGいいこと書いてる」
「もしかしたら、私の悩みが解決できるかもしれない・・」と期待する。

「この商品、この会社大丈夫かな?」と、お客様の声、導入事例、会社案内などで間違い無いか信用調査。

「買ってみようかな?」「まずは相談してみよう!」とお客さんが、決断して行動。

どうですか?デザインを見ていましたか?
きっと見ていたのは悩みが解決できる商品やアイディアなどで、
「サイトのデザインが良かったから買った」のではないと思います。

カッコいいデザインにしたい気持ちもわかりますが、
誰に何をして欲しいサイト?という目的が抜け落ち、
ただの「自己顕示欲」を満たすサイトになってしまいます。

デザインに要望が集中した時は、少し立ち止まって、
「お客様は何を求めてうちのサイトにくるのかな?」と考えてみてくださいね。

Webからの反応がないからリニューアルする!という間違い

Webに来てもらえないという事は、お客様の求めている事とWebサイトにギャップがあるという事だと思います。

Webサイトはチラシなどの紙媒体と違って、文章(キャッチコピー)を変えたり画像(バナー)を変えたりすることで、
サイトに訪れる人の反応を確認することができます。

費用をかけてリニューアルを考えるよりは、
お客様とのギャップを解消して、反応のある仕組みを作った後で
その仕組みを活用した新しいサイト(リニューアル)する
ことをおすすめします。

反応がないのであれば新しいサイトを作っても結果は一緒です。

最後に。

この不況の流れは残念ながら変えることはできませんが、
そのまま待つこともおすすめではありません。
少しの知恵と行動で、不況は乗り越えられると私は思っています。

かくいう弊社も必死です(汗)頑張りましょう!!!