今日、琉球新報の朝刊で「これはマズイ」と目に飛び込んできた記事をご紹介。
担当者が通常「BCC」で配信していたメールマガジンを操作ミスで「TO」宛に115件のメールアドレスを入れて送信したようだ。
そうなるとメールを受信した方には、自分以外の114名のメールアドレスがズラ~と見えてしまう情報漏えいの事故。
この記事から読み取れる、学べるポイント
- ヒトは必ずミス・失敗をする。起こりえるリスクを把握しよう。
- メールアドレスも個人が特定できるアドレスなら個人情報になる。
- メールマガジン用途なら専用のメール配信サービスを選択肢に入れる。
結論からいうと、メールマガジンを運営するなら、レンタル型のメール配信システムを利用すべきだと思いました。
お客様(見込み客)のEメールを集めて、本気で集客するならセキュリティ面でケチらず多少は投資しましょう。
私が起業した当初(15年前)だと、月額10万円程度のメール配信システムは当たり前でした。しかし、今なら月々500円から1,000円程度の低コストで十分使えるサービスが山ほどあります。中小企業でも気軽に導入できるはず。
弊社も数万名から数千名のハウスリストを持つクライアンに代ってメールマガジンを15年配信し続けいます。Eメール販促や集客のことならちょっとお役に立てるアドバイスができると思います。
振り返ると、思い出したくない「凍りつくような」チョンボもありましたし、小さなミスなら山ほど経験してきました。もちろん良いこと、嬉しかったことも結構ありましたよ。(^^)
でも、ひとつ言えることは、どんなに気をつけていてもやっぱりミスはあります。今でも。
【質問】登録して頂いたメールアドレスは誰のモノ?
今回、情報が漏洩した115名のメールアドレスが多い、少ないという観点ではなく、お客様の情報を預かっているという意識が大切です。
メールアドレスがコツコツと登録され結構な数になってくるとどうなるか?
お客様一人ひとりの個人の情報なのに、「リスト→データ」といった機械的な情報イメージになってしまいます。この状況になるとホント怖いですよ。
扱いも次第におろそかに雑になってしまい、そのうち「ウチの物」「商品」みたいに思えてくると非常事態ですね。
登録して頂いた1件、1件のメールアドレスは、お客様のモノであって決して企業側のモノではありません。預りモノです。
『お客様からの預りモノ』ということを忘れず、そのことを強く意識しながらメールマガジンを配信しましょう。