ついに、Google Chrome、SSL非対応のウェブサイト「保護されてません」の警告表示。
このニュースは、もし、会社のホームページ常時SSL(HTTPS)の対応を放置すると、ウェブサイトからの『仕事の相談』や『商品の注文』がどんどん減っていく。といったビジネスに関わる重要なことです。
インターネットや情報産業の記事は、専門用語も多く、難しい話しが多いので、できるだけ分かりやすく、記事を書いてみました。是非、あなたのビジネスに活かして欲しいですね。
結論から先に、
もし、あなたの会社のホームページが、「常時SSL(HTTPS)化」の暗号化通信まだなら、早めに対応することおすすめします。
これまで、お問い合わせフォームなど個人情報を入力するページだけ常時SSL(HTTPS)の暗号化通信を実装すれば「セキュリティ対応はOK!」といった状況でした。
携帯電話が、ガラケーからスマートフォンに大きくシフトしたように、ウェブサイトのセキュリティ対応も、大きく変化するタイミングに入ったと思います。
現在、「保護されてません」の警告表示は、Google Chromeだけですが、他のウェブブラウザでも「保護されてません」の警告表示は実装されていくこと間違いないでしょう。これも時代の流れですね。
ちなみに、2018年8月のデスクトップ(パソコン)ブラウザーシェアです。Chromeが「52.34%」と圧倒的ですね。
情報提供元: StatCounter Global Stats – Browser Market Share
次のステップでは、スマートフォンの小さい画面に「保護されてません」の警告メッセージが表示されると思います。そうなる前に、対応した方がいいでしょうね。
「警告!」的なことばかり書きましたが、会社のホームページに、常時SSL(HTTPS)対応することで、セキュリティが強化されること以外に、以下のメリットがあります。
以外と認知されていない常時SSL(HTTPS)化『ウェブ集客』のメリット!
常時SSL・HTTPS対応(メリット1)ウェブサイトが高速表示
常時SSL(HTTPS)通信となると事実上「HTTP/2」という新しい通信手段での接続が必須となります。その結果、パソコンのウェブブラウザとウェブサイトのサーバー間の通信速度が早くなると専門家がブログやSNSから投稿しています。
パソコンのウェブブラウザとウェブサイトのサーバーが、「HTTP/2」に対応していることが高速表示の条件にはなりますが、「HTTP/2」もかなり普及しているので高速表示の効果は十分見込めると思います。
常時SSL・HTTPS対応(メリット2)訪問者数が増える
Googleは2014年8月から常時SSL(HTTPS)対応のウェブサイトの順位を優遇すると発表しています。また、すべてのウェブサイトに対してHTTPからHTTPS(SSL)への切り替えを推奨しています。
つまり、常時SSL(HTTPS)対応は、GoogleやYahooなどの検索エンジンからの検索結果順位に評価されるということになります。
どれくらいの効果があるのか、数値的なことはわかりませんが、常時SSL(HTTPS)対応は、GoogleやYahooからの検索結果に有利なことは間違いないでしょう。
常時SSL・HTTPS対応(メリット3)安心感が高まる=イメージアップ
最後のメリット3つ目は、サイト利用者にあたえる安心、安全への配慮などが信用、イメージアップにつながることです。
コトバ(メッセージ)だけじゃなくて、目に見える形で対応したのか?
あなたのホームページに訪れたサイト利用者が、いちはやく常時SSL(HTTPS)対応していることを知ったら「セキュリティに配慮している」「私の情報を暗号化して保護している」といった気持ちになると思います。
実店舗でも、お年寄りの方や、ハンディキャップをもっている障がい者の方へ配慮した対応がなされていると安心感や企業姿勢が伝わり、結果、企業やお店のイメージアップにつながると思います。セキュリティ対応も同じようなことかと思っています。
これまで、大手ネットショップや、上場企業など、一部のウェブサイトが常時SSL(HTTPS)に対応してました。しかし、テクノロジーの進化、変化によって、常時SSL(HTTPS)対応は地方の中小零細企業も必要な状況になったと思います。前向きなホームページ活用の機会ととらえ、常時SSL(HTTPS)対応、検討してみてはいかがでしょうか?
どうせやるべきコトなら、ライバルさんより先に常時SSL(HTTPS)対応しましょう!
オービックのホームページ「常時SSL化」作業代行サービス
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