「今度の周年イベント、お客さんいっぱい来て欲しい。でも、お知らせどうしよう・・」
「来月のセミナー、定員○○名だけど、全然足りない・・。チラシで集客しなきゃ!」
こんなことで、悩み、困っている中小・零細企業の社長なら、このブログの記事は役立ちます。
あ、その前に、確認して欲しいことが、
これから、紹介する記事は、大企業や有名ブランド、価格勝負のスーパー、低価格勝負の大手飲食チェーン店向けの広告ノウハウでは無いです。まったく別です。広告予算ガッツリあって、ある特定の大きな市場に向けて知名度アップや好意的なイメージを獲得を図る「イメージ・ブランド広告」ではありませんので、ご注意ください。
集客メッセージ。シンプルで分かりやすい説明とは。
では、「集客できるチラシ」に入れる要素は何か?レスポンス広告やインターネット広告業界の方なら、だれでも知っている基本中の基本ですが、一般の方たちは、ほとんど知ってません。
答えは、ターゲット(ペルソナ)とベネフィット(メリット)です。
この横文字、専門用語から説明入るのはNG。なので、いつもお客さんとの打ち合わせで、分かりやすく説明すること、苦労しています。
メルマガで紹介されていた記事を読んでいたら、あるチラシ制作会社のブログにたどり着く。その会社のブログで「集客できるチラシ」の説明が簡潔でわかりやすく感動!メモにササッと書いていたので今日のブログで紹介してます。どうです。とても分かりやすいと思いません?
来てほしいヒトに「呼びかけ」て、
そのヒトが「興味」をもちそうな一言を
チラシに入れる。それだけです。
「え、そんなもん?!」と反応する方、多いと思います。
当たり前すぎてビックリですよね。でも、このシンプルな要素をプロがいつも意識している「レスポンス広告」の基本ルール。
でも、このレスポンス広告の基本ルールを知らずに、もしくは軽視して広告出している方、けっこう多い。多くの方が、見た目の写真やデザイン、レイアウトに注力してしまうんですよね。残念ですが・・。
僕らの生活に入ってくる広告のほとんどが、
「だれでもいいので、○○買ってください。○○に来てください!」のメッセージです。まずは、新聞の折込チラシ、ポストに入るチラシやフライヤー。クルマを走らせ目に飛び込んでくる看板やポスターなど、意識しながら見てください。
「新商品○○発売記念キャンペーン中!」
「○月○日にオープンします!是非来てください。」
「○周年、創業祭!明日からセール開催!」
「今なら○○パーセント割引!」
「商品と金額が羅列だらけ・・・」
たぶん、こんな感じの広告をよく見かけていると思います。
「だれでもいいので」「来て」「買って」と自分のことを一生懸命アピールしている広告ですね。つまり、来てほしいヒトに「呼びかけ」てないし、来て欲しいヒトが「興味」ありそうなコトを一言も入れてないんですよね。
もしアナタが、「だれでもいいので」「来て」「買って」広告をしていたら、この機会に考えてみませんか?ほとんどのお店、会社が、今回紹介したレスポンス広告の基本ルールを守ってませんので、逆にチャンスですよ。ライバルを出し抜いて、どんどん理想のお客さんとツナガルはずですから。
とはいっても、具体的にどんなことなの?とメッセージしずらいと思いますので、具体的なメッセージを紹介します。ほとんどが県外の大手通信販売会社。主に新聞の全面広告や、折込チラシなどに広告出稿しています。その実例です。
来てほしいヒトに「呼びかける」とは?
手軽にコラーゲンをとりたい方へ。(やずや)
ぐっすり眠れない方へ。(味の素)
いつもお酒を飲む方!お酒には、しじみ。(自然食研)
シミ・そばかすを何とかしたい方へ。(富山常備薬)
こんなお悩みがある方にお勧めしています。
・下りの階段が怖い。
・バスや電車でよろけやすい。
・歩幅が狭くなった。(再春館製薬所)
来て欲しいヒトが「興味」ありそうなコトとは?
腰の不安が軽減されて、シャキッとなります。(バンテリン)
女性の敵”シミ”をもとから断つ!(サンスター)
1本で1日の野菜不足分が補えるおが嬉しいです。(世田谷食品)
1日1杯。中性脂肪値を下げる、○○配合。(大正製薬)
シミひとつない肌へと導く天然100%「オリーブオイル」とは。(小豆島ヘルシーランド)
この記事のまとめ
今日のブログは、「集客できるチラシに何を入れるか?その答えおしえます。」を紹介しました。これで、あなたの理想のお客さんとツナガル「集客チラシ」がつくれますね。何ごともまずは「実践」あるのみ。良かったと思ったら行動してください。
最後に、「集客」のコツ、ヒントをもう一つ。それは、「来てほしいヒトのリスト」です。呼びかける来てほしい理想のお客さんリスト、自社で持っているか?マーケティングでは「ハウスリスト」とも言いますが、このリストを自社でもっていると集客がとても楽になります。この「ハウスリスト」が無いと、いつもお金使って広告で呼びかける択一になるので、中小・零細企業には厳しいです。
「来てほしいヒトのリスト」「ハウスリスト」の集め方は、このブログで紹介したいと思います。