ホームページを制作会社に相談した時、「ターゲットは?」っと質問されて困ったことないですか? そんな困ったを解決する方法があります。今回、ホームページを初めて作る時、もしくはリニューアルする時に「ターゲットは?」の質問で迷わない、困らない方法を紹介します。
今、お取引している既存顧客
ホームページでも、今、現在、お取引しているお客様(既存顧客)向けに役立つ、喜んでもらえる情報(コンテツ)を用意する。そして、お客様との関係性を深めることを目的に制作するケースになります。
キーワードは、「忘れられないための関係性作り」です。
よくあるケースが
- レストラン、居酒屋、ファーストフードなどの飲食店で、クーポンなどおトクな情報をホームページで用意。メルマガやSNSから定期的に案内して「また行きたいな・・」と「忘れられない」ためのコミュニケーション活動。
- ガスや燃料販売など生活インフラの継続課金の業種。お客様の声や生活で役立つコンテンツを紙媒体とホームページ両方でニュースレターを通して毎月紹介。「親近感アップ」での他社へ乗り換え、流出を減らすが目的のコミュニケーション活動。
繰り返しますが、どの業種でも目的は同じで、お客様に「忘れられないための関係性作り」が柱になっています。
これまでと同じ客層の新規顧客
今、あなたの会社で一番注文・利用して頂いている客層をもっと増やしたいケースです。
経験上、この客層向けのホームページ制作が一番多いと思います。
商品やサービスはもちろん、集客の核になるメッセージやキャッチコピーなどが、これまで通りで基本OKなので、つくり手側と発注側とのブレがすくなく結果が比較的出しやすいホームページ制作になります。
これまで商品・サービスを購入、利用頂いたお客様にインタビューして紹介記事にしたり、お客様の声としてアンケート用紙にメッセージを書いてもらったりと、顧客資産を再利用できることも、結果につながりやすい要素です。
初めてホームページをつくる相談をうけた場合、「これまでと同じ客層の新規顧客」を中心とした構成でまずは制作することを、オススメしています。理由は、8〜9割の企業が集客で困っていますので、まずは一番集客しやすい客層からのアプローチが定石です。
新しい客層の新規顧
「違う業種のお店を開店する」「新しい商品を販売したい」といった場合が、「新しい客層の新規顧客」をメインターゲットにするケースになります。
よくある困った相談が、既にホームページを持っていて、そのホームページに「新しい客層の新規顧客」向けのホームページを組み込んで欲しいという要望です。
この場合は、ドメイン(URL)もデザインもまったく別のホームページを新規制作することを強くオススメしています。理由は「客層が違う」からです。
ひとつのホームページに情報をまとめたい、気持もよくわかります。ただし、ホームページにアクセスする利用者目線で考えると、「私が見たい、知りたい情報どこにあるの?ゴチャゴチャして、とても探しにくい。」といったことならないよう注意が必要です。画面の小さいスマートフォンからのアクセスがかなり増えいている現状なので、なおさら情報整理が必要になっています。
いかがでしたか? 今回は、「メインターゲット」を選定する際に必要なノウハウをお伝えしました。これで、ホームページ制作会社の方から「今回のホームページ制作ですが、メインターゲットはどんな方ですか?」と質問されても「既存顧客だね」「新規のこれまでと同じ客層かな」「新しい客層にアプローチしたい」といった感じで迷わず、ビッシっと業者さんに伝えることができます。この記事で困ったが解決できると嬉しいですね。是非、現場で活用してください。