先週、友人が勤めている事業所で、Web講習会の講師をさせて頂きました。
一番、勉強になったは講師の私自身でした。(汗)
講習会のテーマは「HTML,CSSの基礎」。インターネットの仕組みからHTMLとCSSについての説明と実際にコードを書いて簡単なマークアップなどを説明。
Web制作については初級者の方がほとんどだったので、できるだけ専門用語を使わずに説明したが、これが結構難しく四苦八苦。
ひとに教えることがこれほど難しいことだっのかと、伝えるスキル不足を改めて実感・・。私自身かなり勉強になった講習会でした。
その講習会で学べたことを、紹介します。ホームページを一人の担当者に任せてうまく機能せずに、悩んで、困っている中小企業の経営者には役立つ情報だと思います。
ホームページ担当者任せだと自ずと限界が・・。
ならば全員で取り組もう、と行動する価値。
今回、講習会を依頼した会社が、自社ホームページをリニューアル中。ホームページ担当者がせっせと制作作業に取り組んでいる。
この状態だと、リニューアルしたホームページがオープンしても、関わっていないスタッフは他人ごとなので、自社のホームページをまったく見ない方もいるはず。
このようなケースは何度も見てました。
ホームページを見て、行動して欲しいのは社内スタッフでは無いので、自社のホームページを何度も見る必要は無いですね。ただ、ここので問題なのが、自社のホームページに興味がなく、会社がどんなメッセージを出しているのか? まったく知らないことなんです。
「言っていることと、やっていることが違うじゃん。」とならないように、ぜひ、社内スタッフ全員に「Web講習会」をすることオススメします。
つまり、見込み客やお客様から、電話やEメールで連絡が入った時のスタッフの対応と、ホームページでうたっているメッセージが大きく異なりお客様を「ガッカリ」させることなんです。
「言っていることと、やっていることが違うじゃん。」
ということにならないように、
社内スタッフ全員が、
「インターネットやホームページは難しくて、興味無いし、私には関係ない。」
と思ってもらわないように、取り組みが必要です。
そのような状況で、今回、行った社内フタッフ向けの「Web講習会」は、良い取り組みなると思います。
- まず、ホームページ、インターネットのことに興味を持ってもらう。
- 基本的な知識やネットの仕組みがわかると、苦手意識に心の変化が。
- 自社のホームページ、Web担当者のことが他人ごとから当事者意識に。
自社スタッフを講師で勉強会を行うにはスキル不足や
自己学習に充てる時間が・・。ならば外部の専門家を
今回、Web講習会を受講した方々の業務は、印刷物の制作、オフィス系のソフトウェアを使ったりしている方がほとんど。
ゼロベースから全てのスタッフを巻き込みホームページ、インターネットについて勉強することになるが、社内スタッフに講師ができるようにと、自己学習してもらい、講習会のレジュメや資料を用意してもらうとなると、これは結構無理がある。
ならば、手っ取り早く、実際にホームページを制作してい方に、講師をお願いして、さっさと講習会をやった方がいいと思います。
講習会も1時間から2時間程度なら大した料金にはならないのですし。
方向性が間違ってなければ、まず「行動」が中小企業だと思います。やってみないとわからない、日々「失敗・実験」の繰り返しですから。
Web講習会から学べてことは以上です。
この講習会に講師として招いて頂いた友人に感謝です。「朝教、ありがとう!こっちが一番勉強になったよ。」