九州経済白書「スマホ時代の新しい消費と流通」説明会。商売に活かしたいテーマ3選

今日、ダブルツリーbyヒルトン那覇首里城で開催された、2018年版九州経済白書説明会に参加しました。演題が「スマホ時代の新しい消費と流通」。講師は、九州経済調査協会の大谷 友男氏。

九州経済白書「スマホ時代の新しい消費と流通」説明会。2018年2月

2018年版九州経済白書説明会=2018年2月19日、ダブルツリー by ヒルトン那覇首里城

ネットや書籍の情報と違い、生の情報はいいですね。講師の説明に耳を傾けながら、スライドを通して伝わる情報から、自社の経営やマーケティングに活かせるアイディアが続々と浮かんできます。必死にメモをとってました。

人口減少で「2.2兆円」消失!九州のスーパー・コンビニ売上規模相当

「人口の減少」と「市場の縮小」について九州地区の将来の推移について説明がありました。これは深刻ですね。

九州地区では、25年間で247万人も減少。この規模は、福岡都市圏の人口に相当する数で、かなりの人口減です。その人口減少と高齢者の割合も増えることなどから市場もかなり縮小。小売業の販売額が、2.2兆円減少すると推計。これは九州のスーパーとコンビニの売上が消失することと同じ規模。これには驚きました。

一方、沖縄県は2040年の人口が136.9万人と予測され人口の減少は軽微とのこと。とはいえ「人口減少が進んでいることには変わり無い」とのことなので、「人口の減少」と「市場の縮小」への対策は避けては通れない経営課題です。

もうひとつ気になることが、小売業の企業サイドも人手不足となること。当たり前といえば当たり前ですが、労働人口も減り、超高齢化社会になる将来。マーケティングばかりに目が行きますが、特に小売業は足元の「人材確保・育成・定着」は企業の命綱になりますね。

「スマホ時代の到来」「SNSは発展途上」キーワードは「共感」

2010年からスマートフォンが急速に普及。今ではだれでも持っているデバイス。もう説明は不要ですよね。

このスマホが普及した価値について「21世紀の『石油』と称されるほど『情報』が価値を持つ時代に」と生活やビジネスに与えたインパクトの大きさを紹介していました。

特に「若い世代ほどスマホとSNS」が利用されていてることに注目。10代から20代では1日3時間スマホを利用。講師の大谷氏が「信じられないが大学生はスマホでレポートを書く時代」と話していたが、ボクの娘が大学生で、スマホでレポート書いているのを何度も見てます。

子供たちはパソコンよりスマホが便利で、日々当たり前のように肌身離さずスマホを使っている。LINEやInstagram、ツイッターといったSNSは、かれらの生活インフラと言っても違和感ないですね。

これから小売業は、消費者と「単にモノを売るだけの関係から『共感』を誘発するアナログ的な関係性をつくること」が重要と事例を交えて紹介していました。このあたりは業種・業態、事業規模の違いから正解は無いので、各社ともに試行錯誤の繰り返しだと思います。

空間と時間の壁を打ち破る「ネット通販の急成長」

2010年から「若者の外出ばなれ」が目立っているとのこと。これは小売業にとっては興味あるデータです。

その背景にあるのが「ネット通販」。10年前に比べて2.9倍に伸びていて、九州・沖縄では3.3倍に急激にシェアを伸ばしています。
ただ、消費全体の割合が、95%は実店舗で購入、残り5%がネット通販。「えっ、ネット通販たった5%」と感覚的なズレがありましたね。

「空間」と「時間」の壁を克服できるのがネット通販のメリット

あるアンケートで「ネットショッピングをするメリットは?」の質問で上位3つが

  • 1位: 実店舗に出向かなくても買い物できる
  • 2位: 24時間いつでも買い物できる
  • 3位: 実店舗よりも安く買える

「空間」と「時間」の壁を克服できるのがネット通販のメリット。このメリットは無くならないので、小売業の実店舗側はネット通販の脅威が、年々増していくとのこと。

ボクの仕事仲間や家族、友人・知人など、アマゾンで頻繁に買い物しています。最近では主婦が「メルカリ」で賢く買い物しているともよく耳に入ってきます。統計データではネット通販が5%、ボクの感覚では20%近くはネットでお金使っている気がします。このギャップは年々埋まっていくのでしょうね。実店舗をもつ小売業にとって、ネット通販はホント脅威ですね。

2018年版 九州経済白書「スマホ時代の新しい消費と流通」

2018年版 九州経済白書「スマホ時代の新しい消費と流通」

会場で「2018年版九州経済白書」を特別価格の2,500円(税込)とおトクな料金で買えてラッキー!ネットでも販売ているので紹介します。

「2018年版九州経済白書」
政府刊行物 全国官報販売協同組合
東京官書普及株式会社 ~官報・政府刊行物~

この他にも興味深いテーマ、会社経営やマーケティングの戦略に活かせる情報がありました。また別のブログ記事で紹介しますね。

今回のブログはいかがでしたか?小売業以外の方にも役立つ情報だったと思います。常に市場、マーケットは変化します。特に経営者はアンテナ立てて試行錯誤を繰り返しながら進んでいくしか生きる道は無いと思います。ブレずに情報キャッチして、行動あるのみですね。

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